祭りののぼり

日本には昔から伝わる様々な祭りが今も尚、伝統的に受け継がれ、続いています。

大きなお祭りから小さなお祭りまで特色や規模は異なりますが、日本人は祭りが好きです。

そんな祭りにも幟が多く使用されています。

日本の有名なお祭りをいくつかご紹介させて頂きます。

日本の祭りは基本的には神様への願いが込められています。

祭りによって意義や目的は異なりますが、五穀豊穣、商売繁盛、無病息災、家内安全、夫婦円満、子孫繁栄などの思いが込められて祭りを行います。

その際に、幟に文字を書き、願いが届くようにと使用されることも多いです。

青森のねぶた祭りは有名です。

この祭りの特徴は、ねぶたと呼ばれる大きなオブジェです。

ねぶたは七夕の灯篭流しが由来ともされています。

ライトアップされたねぶたが沢山見られるのが醍醐味です。

幟よりもねぶたが代表的ですが、ねぶたが幟の役割を果たしているようにも思えます。

次は、京都の祇園祭りです。

祇園祭は京都三大祭の一つであり、大きな神輿などが特徴的です。

ここでも幟が活躍しており、祭りには欠かせない存在になっています。

祭りでの幟の存在は、祭り自体だけではなく、祭りを行なっている周りにも見て取れます。

それは、屋台です。

出店とも呼ばれる祭りには必ずあるものです。

屋台には、たこ焼き、お好み焼き、カキ氷、ベビーカステラ、りんご飴、から揚げ、ジュースなどたくさんの食事が売られています。

その商品を多くの人に購入してもらおうと幟が出されています。

屋台にあるのぼり

祭りを盛り上げる一つのポイントとして出店があります。

出店の活気に祭りも後押しされて一層祭りが盛り上がります。

綿菓子を片手に祭りを見学する人や、出店のくじ引きを楽しみにやってくる家族など、幟を使った出店に多くのお客さんが足を運んでいます。

出店は祭りの時だけではなく、花火大会や大きなイベント、例えば有名人のライブやショーなどの時にも出ています。

何故か、出店で食べるご飯は美味しく感じてしまいます。

ここで紹介させて頂いた祭りの他にも日本には沢山の祭りが存在します。

高知県のよさこい祭り、大阪府の岸和田だんじり祭り、徳島県の阿波踊り、けんか祭りなど本当に多くの祭りが全国各地で催されます。

そのどれもが活気に満ち溢れていて、元気がもらえるような気がします。

祭りには幟以外にも、鉢巻、半被、横笛、踊りといった祭りを盛り上げるためのアイテムが存在します。

その全てのアイテムがバラバラでは意味がなく、全てが一つにまとまって初めて祭りの良さが現れます。

祭りの他にも幟を見かける場面はいくつもあります。

その一つとして神社があります。

神社は神道の信仰に基づき建てられたものであり、木造建築のものが一般的です。

この神社でも幟がよく見かけられます。

例大祭と呼ばれる、神社に縁やゆかりのある日に行なわれる重要な例祭時に幟が掲げられます。

神への感謝の気持ち、未来への希望など多くの人の多くの願いが叶えられるようにと幟を掲げ、神様へと送られます。

このように幟は、祭りや例祭の時にも活躍しています。

神を敬い、崇拝する大事な時期に幟は使われます。

日本の伝統的な祭りや例祭に、日本の伝統である幟がコラボレーションする事で、より一層神聖で由緒ある祭りや例祭になるでしょう。

幟がこんな所でも活躍しているのです。

脇役かもしれませんが幟が果たす役割は大きいのです。